こんばんは、店長久保でございます!

今回は4回目、ついに革の道具入れポーチの制作です!
まずは型紙を作ります。小物ポーチといえども型紙の数も7つのパーツ
からなり、結構大変。それぞれ、作りたい型紙よりも一回り大きい厚紙を準備します。


1.およそ真ん中に折り目を付ける。
2.端に丸キリで穴を開ける。
3.開いて、先ほどあけた穴同士を結ぶ線で切る。
4.これで片方は垂直になりました。

5.折って端からできあがり幅を測って丸キリで穴を開ける。
6.開いて、先ほどあけた穴同士を結ぶ線で切る。
7.これで反対側も垂直になりました。
8.折って、真ん中から、できあがりの半分の長さを測って丸キリで穴を開ける。
9.折ったまま、先ほどあけた穴同士を結ぶ線で切る。
10.開くと型紙の完成!!なんと直角定規なしに真四角の型紙をつくることができました!

型紙ごとに必要な寸法などを記入しました。


さて、これからそれぞれ型紙に合わせて革をカット。
今回、革ポーチに使うのはバダラッシ社のミネルバボックス。
型紙を革の表面から当て丸キリで線をひいていきます。その線に沿って革切り包丁でカット。
細かいパーツはカッターで切ります。また、裏地と表地の革は素材が違うので型紙を間違えないように、、、
全て切り終えました。

まずは、ファスナーの引き手部分から作っていきます。

ファスナーに取り付けるDカンを入れる部分を先に磨いていきます。
前回同様、紙やすり150番で磨き、400番で角を落としていきます。
ある程度きれいになったら、スラピンで色を塗って、ふのりを付けて布で磨き、さらに400番で磨く。
これをまた3~4回ほど繰り返し、ロウをぬって布で磨いてあげます。
最後に玉ネン(アルコールランプで温めながら)線を入れてあげます。
Dカンを通してボンド留め。とりあえずここまで進んだ状態がこちら。

1回の着色でスラピンの量が多かったため、色がにじんだようになってしまいました、、、

次回は気を付けよう、、、

さて、次回はボンド留めして合わさった部分のコバ処理を進めていきたいと思います!!