こんばんは!店長久保でございます♪
さあ~今回で第8回目となりました【手縫いで革ポーチを作る】。
今回は準備してきました横マチ上部を手縫いで縫い合わせていきたいと思います。
縫い合わせる前に、まずは横マチ上部表革をファスナーに接着していきます。
・接着工程~
ファスナーのレール側に5mm残して、ファスナー側にボンドを付ける。
少し乾いたころに表革を接着。角ベラでこすって圧着しておく。裏返し
今接着した表革に裏革も接着しましょう。
同様にファスナーのレール側に5mm残してファスナー側にボンドを付ける。
さらに先ほどくっつけた表側の裏面にもボンドを付けて裏革を接着しましょう!
こちらも同じように角ベラでこすって圧着しました♪
これを反対側もやったら下準備が完成です!
・手縫い工程~
次に手縫いの準備です。まずは前回までにしておいた縫い穴の穴あけ。
表革と裏革を合わせたわけですから、当然少しはずれているというもの。ボンドで
張り合わせたここで、今一度縫い穴を貫通させていきます!
表側から、表革の縫い穴に合わせて、1穴1穴菱切りで貫通させていきましょう。
ここから手縫い工程が本格的にスタート!
麻糸をロウ引きして針に通し、手縫い最中に糸が抜けないように、
4目くらい並み縫いして根元に糸を下ろして固定します。
次に今回は1針目から糸を通し縫い始めます。前回までは革切り包丁カバーや、ファスナーの引き手などを手縫いしてきましたが、今回は革のごう具がしまえるくらいの大きさの革ポーチです。
手縫いの長さがだいぶ長くなりましたね~♪
馬に挟んでひたすら手縫いしました。3目手前で留めて、片方の糸で波縫いして3目のところで
お互いの糸にくぐらせます。ボンドを糸にちょんとつけて引っ張れば糸の根元にボンド留め完了。
根元で糸をカットして、菱切りで隣の糸に馴染ませれば完成です!!
表革の縫い目はかなり上達しましたね。均一な縫い目で安定してきました♪
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縫い終わり部分の始末も上手になり、どこで縫い終わっているかほとんどわかりませんね!
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ただ、裏地の縫い穴が脱線した箇所が数か所出てしまいました(泣)、、、
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そもそも、表革と裏革をファスナーにボンド留めした際表革のラインと裏革のラインが
ずれてしまったようです、、、反省。次回からは気を付けますね~!!
次回はさらに革ポーチ本体の制作を進めていきたいと思います♪
では次回もお楽しみに~♪