別注、水牛の角トグルボタン付け替えカスタムしました!
こんばんは、店長久保でございます♪
先日お客様より、ボディバッグの水牛の角トグルボタンを大きいものに付け替えたい、との
ご依頼をいただきました。
水牛の角はお客様が別の職人さんに依頼されるとのこと、出来上がってきましたので早速付け替え作業に
入らせていただきました。
想像以上に大きい!格好良いですね~!!
なんでもステッキや根付けに使用する、黒水牛でも一番高品質なものなんだそうですよ!
大きさを合わせてみると、ボタンループに通せないくらいの大きさ、、、、
ベルトループ自体も付け替えが必要です。
まずは、トグルボタンに合わせて革のパーツを準備。
お客様より、革の端もコバ磨きをしてほしい、とのご要望をいただきましたので
加工前にコバを磨きます。
もともとのベルトループと全く同じデザインにするべく、手縫いでステッチを入れるための
縫い穴を開けます。
チクチク手縫いしていきます。
縫い上がりがこちら。何で切れ目が入っているか不思議でしょ~?
これ、トリック三つ編みに必要な切り込みなんですよ!!
早速三つ編みしていきます。
編み目を均一にします。
ベルトループの三つ編み完成です。すべての三つ編みにきれいにステッチがはいっています♪
ボディバッグ本体から、もとのベルトループを外し、取り付け穴をそれぞれにあけました。
さあ、ベルトループ取り付け前の下準備が終わったので、本体の革の断面が出ている部分の
コバを磨いていきます。
ふのりを縫っては布で磨く、これを4~5回繰り返し磨きあげていきます。
ショルダーベルトもしっかり磨いていきます。
金具の接続部ぎりぎりまで磨いていきました。
さあ、コバ磨きも終わりベルトループをカシメます。
水牛の角製トグルボタンを取り付けて完成!!!
重さでだらんとならないようにと、お客様よりご要望いただきましたので、いろいろ
試した結果、革ひもを二重にしてすべりがきつい状態に仕上げました。
これで大きい水牛の角もご覧の通り固定出来ました♪
トグルボタンの取り外しもスムーズなベルトループになりました。
圧巻のトグルボタン!!格好良く仕上がりました~。
大変お待たせいたしました!
明日、発送させていただきますのでお届けまでもうしばらくお待ちくださいね♪