ボストンバッグにオイル加工。

こんにちは！店長　久保でございます！
最近、革の小物の制作のご依頼も少しづつ増えてきているんですけど
私個人的にも制作熱が高まっているんですよ、最近。
現在、財布も作っている最中ではあるんですけど
同時にレザーエプロンやレザーのデッキチェアなんかも作ろうと
夜な夜な構想を練っている今日この頃。
さて、先日ご注文いただきました
オイルバケッタのボストンバッグ/tepp-2023/キャメル。
濃い色合いがお好みとのこと、
オイル加工をしてお届けすることに。

まずはブラッシングで縫い合わせのキワなんかを中心に
個もかなホコリなど落としていきます。

使っているのはコロンブス・レザークリスタルです。
クロスを使ってオイルを塗りこんでいきましょう。

持ち手周りもやりづらいんですけど
持ち手をどかしながら、根元にもしっかり塗り込んでいきます。

横胴部分にも塗り込んでいきます。
縫い合わせ部分を入念にしました。

裏返して底面にもオイルを塗りこんでいきます。

持ち手と接続部分もオイルを塗りこみます。

この工程を2回。
今回入荷分のオイルバケッタ、オイルの入り具合が良好です。
色ムラになっている個所は手のひらでクロスを抑えて入念に塗り込んだりすると
手のひらの体温でオイルがさらに入りやすくなりますから。
さあ、こちらで完成です！

しっとりと深みのある色合いに仕上がりました。

陰影が強くなってシワの感じが強調されたような
迫力のある風合いです。

底面の仕上がり。

オイルバケッタは本来、オイルがたっぷりと入った革ですが
こうやってオイルを塗りこんであげることで
革の色合い、艶増しなんかをコントロールしてあげると
さらに使っていくのが楽しみになるもの。
みなさんもぜひお試しください♪
これから2日ほど陰干ししまして
お届けさせていただきます。
お届けまでもうしばらくお待ちくださいね♪