レザーのバッグにオイルを塗る理由
こんにちは！
頑固オヤジ店長 久保です！
うちのお店、ガイア2096では「オイルを塗ってお届けキャンペーン」
という企画をちょくちょく開催しています。
レザーのバッグをご注文いただいたお客様に
無料でオイルを塗ってお届けする、っていう企画です。
そもそもレザーのバッグにオイルを塗ってどうすんのよ？
「レザーのバッグにオイルを塗る理由」ってなんなの？
という方もいるかもしれませんね。
そこで、メンズバッグ専門店ガイア2096的
レザーのバッグにとってのオイルについてご説明したいと思います。
レザーのバッグにとってオイルとは
レザーのバッグは動物の皮を加工して作られたもの。
そう、生きた素材なんです。
レザーの表面、銀面（ぎんめん）って言うんですけど
銀面はきめが細かいスムースレザーやら
細かいおうとつが入った（シボって言います）
ワイルドなレザーやら、その見た目もいろいろですが
銀面の下は細かい繊維が層を重ねています。
つまりレザーって人間の肌とおんなじなんです。
乾燥している季節には繊維内がカサカサになっちゃうし
直射日光に当たり続ければ、日焼けして色も変わっちゃう。
土砂降りの雨に濡れたままにしておくとふやけて
ぼこぼこになって、そのまま乾燥すると
レザーの繊維内の油分までトンで
カッチカチになって、しまいにはひび割れしちゃいます。
そんな訳でレザーのバッグにとってオイルは
繊維内の油分を補う役割を担っているんです。
レザーのバッグにオイルを塗る効果
次にレザーのバッグにオイルを塗ることで得られる効果について。
レザーのバッグは長年使っていくと徐々に柔らかくなっていくんですけど
オイルを塗ると、より早く柔らかい状態にしてくれます。
繊維内の油分を維持し続けることで柔らかくなっていき
銀面も艶を増して味のある表情に育っていくんです。
レザーのバッグの銀面に油分があれば
コーティング作用にもなって、
ちょっとした汚れ予防にもなりますしね。
新品のレザーのバッグにオイルを塗るとどうなるの？
使っているレザーバッグにオイルを塗って手入れをしていく効果を見てきたわけですが
まだ使っていない新品のレザーバッグにオイルを塗るとどうなるのか、
気になるところですよね。
新品のレザーのバッグにお届け直前にオイルを塗りこむと
革色が少し色濃く、色のムラ感なんかも出て
表情に深みが出るんです。
ビンテージレザーっぽい、渋みのある風合いが出るといいますか。
出来立てのパスタに仕上げのオリーブオイル、もしくは
嫁に出す娘のお化粧みたいなものでしょうかね。
あ、うちは息子しかいないんですけどね。
レザーのボディバッグにオイルを塗りました！
さて、以前開催していた「オイルを塗ってお届け企画」。
この企画にご参加いただいたお客様、記念すべき第一弾の
レザーボディバッグのオイル加工をご紹介します！
まず、入荷した状態、オイルを塗る前がこちらです。
今回ご注文いただいたのは、オイルバケッタレザーのボディバッグnis1406のキャメル。
最初に軽くブラッシングをしてホコリなんかを落としていきます。
前面からオイルを塗り広げていきます。
背面、側面とオイルを塗り広げながら
少しづつオイルを入れていきます。
これを2回ほど繰り返してオイルを塗りこんでいきました。
ショルダーベルト部分にもオイルを塗っていきます。
じゃじゃーん。
出来上がりがこちらです！
革色に深みが出ました♪
少し濃い色合いのキャメルに仕上がっていますねぇ。
この話のまとめ
さあ、「レザーのバッグにオイルを塗る理由」いかがでしたか？
人の肌と変わらない、革のバッグになぜオイルを塗る必要があるのか、
革のバッグにオイルを塗るとどうなるのか、お分かりいただけたかと思います。
また、オイルが塗りたての新しい革のバッグの魅力についてもお話ししました。
渋いレザーバッグがお好みならきっと気に入ると思います♪
ご注文の際に、オイル加工をご希望のあなた、頑固オヤジ店長までお気軽にご相談ください♪
今まで開催してきました、オイルを塗ってお届け企画、ご参加いただいた
いろんなレザーバッグのオイル加工をご紹介しますね～
今までのオイル加工の記事はコチラです。
