母の日に贈る、手縫いのスマホケース
こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です。
今日は母の日。世の中の男性のみなさんに問います。
母の日はだれに何をしますか?もしくはしてあげたいなぁ、と思いますか?
みなさんにとっての母の日って?
みなさんにとって「母の日」というと「自分の母親」に日ごろの感謝を伝える日、ですよねぇ。私もずーっとそう思ってたんです。、、、が、私の実家は長崎県の佐世保。東京で生活してるので、日常的に母と接することがないんです。子供も大きくなってきて、45歳にもなりますと、「自分の妻=子供の母親」に対しては「母の日」にスルーしていいのか?という疑問を持ち始めたんです。そして数年前から少し気を使いはじめ、「今日はおれが飯作るから、ゆっくりしてて!」とか「洗濯物たたむの、うちらで(子供たちと)やるから」などと、プレゼントこそないけど、「母の日はママが王様だよ」的な空気作りをなんとな~くするようになりました。
今年の母の日はプレゼントを贈ろう
先日スマートフォンを機種変更しまして、妻がスマホケースを欲しがっていました。
お、じゃあちょうどいいや、今年の母の日はスマホケースをプレゼントに贈ろうか。
今までも手帳タイプのスマホケースを、自分の友達やら、妻の友人やらに手縫いで作ってきたんですが、スマホのカバー(プラスチック素材)と革部分が使っていくうちに剥がれてしまうとのこと。いろいろとボンドを変えながら制作してきたんですが、結局どうしても部分的にはがれてしまうみたい。そこで今回はボンドは使わずにスマホカバーと土台の革を7か所で縫いとめることにしました!
さらに、スマホケースの見開き部分にスリットポケットを付けました。購入した革素材が若干足りなくって、うちの在庫にあるヌメ革を使っての制作。刻印を入れるのに、結果的にはヌメ革で正解でしたね。しかも赤とナチュラルのコンビカラーが、レザークラフト感があってお洒落な仕上がりです♪うちのお店、ガイア2096のロゴもちゃっかり刻印しています♪
こちらはスマホケースを革ひもで留める、ボタンの役割にもなる「コンチョ」。コンチョっていうと、インディアンの顔や大統領の顔、バッファローが刻印されたものが主流ですが、本当はもっといろんな種類があるんですよねぇ。うちの妻は花柄とか植物をモチーフにしたものが好きで、最初は四葉のクローバー型のコンチョにしようかなぁ、って思ったんですけど、革ひもをかけるボタンとしての役割を果たしてくれそうになかったんですよね。四葉のクローバーコンチョは。
というわけで、今回はこちらのコンチョにしました。大きな木がモチーフになったコンチョです。これはアメリカ、コネチカット州のコインをモチーフにしたコンチョ。「母なる大地、母なる木」が力強く刻まれたコンチョで、花柄や植物モチーフが大好きな妻にぴったりだと思ったんですよね。
さてこちらは革の切断面、コバ部分。厚みのある革を重ね合わせただけあって、相当分厚いでしょ?磨いて磨いて磨き上げました!
出来上がって妻に渡したところ、「可愛いい~、ありがと~!!」って喜んでくれました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた次回♪