レザーのスマホケース、修理レポート
こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!
先日、以前お買い上げいただきましたお客様よりお問い合わせがありました。スマホケースの留め具が壊れてしまったとのこと、修理対応させていただくことに。今回はスマホケースの修理レポートをご紹介したいと思います。まずは、実際にお問い合わせいただいた内容がこちら。
レザーのスマホケース、修理の問い合わせ
スマホケースを購入した●●といいます。めっちゃ気に入って使用してたのですが、写真のようになってしまいました!もし修理可能でしたら有償でもいいのでお願いしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!
スマホケース破損箇所の確認
こんなやり取りの後、実際スマホケースお送りいただきまして、破損箇所を確認してみました。
スマホケースのかぶせを留めるホック部分。ホックの土台のカシメが一つ外れてしまっていました。それと、もう一か所。ベルトループのステッチ部分がほつれてしまっています。このほつれも修理していきます。
スマホケース、カシメとほつれの修理
まずはかぶせホック土台のカシメの修理から。4点留めのうち、1箇所のみ外れていたので、他のカシメを確認したところ、止まり具合が緩くなっていました。ついでに全取り換えしておくことに。まずはカシメを全部外します。
新しいカシメを取り付けます。
打ち棒を使って、一つづつ打ち込んでいきます。
次はベルトループのほつれの修理。ほつれた糸をカットして、改めて縫いなおす部分を、菱切りで穴を開けなおしておきます。
蝋引きした太番手の糸で手縫いしていきます。
レザースマホケースの修理完成!
お預かりしました、レザースマホケースの修理が完成しました!ベルトループのほつれも完治。縫い直し箇所も違和感ないでしょ!
かぶせホックの土台部分。カシメも総取り換えして、しっかりと打ち直しました。しばらくは緩んでくることはないでしょう。
レザースマホケースの経年変化
無事修理も終了しました。修理しながら目を奪われたのが、スマホケースのレザーの経年変化です。ずーっとご愛用いただいているんでしょうね、擦り傷、色ムラ感がいい感じ。
角部分の艶の出たアタリなどなど、個性豊かな歴史が刻まれていました。
まとめ
革のバッグ、革の小物は使えば使うほど、自分色に変化して愛着が沸いてきます。それが革製品の最大の魅力でもあるんですが、使っていくうちにほつれや金具のゆるみなど、不具合も当然出てきます。「壊れたから、残念だけど新しいのを買おうかな~」なんて考える前に、ひとまずご相談ください。案外簡単に修理できて、またご愛用いただけることが多いんですよ♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた♪
いつもご来店およびご利用いただき誠にありがとうございます!メンズバッグ専門店ガイア2096 店長久保でございます。
スマホケースご愛用いただきありがとうございます!はい、修理大丈夫ですよ!1週間くらいでお戻しできると思います。ご要望いただけるようでしたら下記住所までご送付ください。
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ひとまず失礼いたします!
店長 久保公平