こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!
待ちに待った新ロゴの真鍮版。ついに完成し、やっと手元に届きました!!は~、待ちくたびれました、、、

一針一針、丹精込めて。ガイア2096の手縫いシリーズ。

2017年11月16日
頑固オヤジ店長
刻印待ちで制作を中断していた財布たちも、やっと制作再開できるってもんです!!
今回はガイア2096、手縫いシリーズの新ロゴ真鍮版と新ロゴ刻印が入った財布をご紹介したいと思います♪

新ロゴの真鍮版

こちらが完成した真鍮版です!真鍮版の削り出し。

深堀りの削り出しなので、くっきりと刻印を刻むことができます。にしてもこんなに細かいロゴが真鍮版でよく再現できたもんですよねぇ。見てください、この深さ。

真鍮版で刻印を入れてみた

以前から準備していたカード入れのフロントパネル部分に、真鍮版で刻印を入れてみました。

すごくくっきり刻まれてますよねぇ。ここまでしっかりと刻印を入れるのにかなり試行錯誤したんですが、上々の出来栄え!これでやっと財布制作を続行できます。

新ロゴ刻印入りの財布第一弾

ついに新ロゴ刻印入りの財布第一弾、制作再開します!先ほど刻印を入れたカード入れフロントパネルをカード入れに接着し、縫い穴をあけました。

うん、いい感じです。大きいロゴが入るとビッと締まりますね。真鍮版の出来上がりを待ったかいがありました。

新ロゴ入り財布、制作工程

それでは、新ロゴ入り財布の制作工程をご紹介していきましょう。やっと出来上がったカード入れ部分、小銭入れ部分を本体パネルに接着して、本体を縫い合わせていきます。お馴染み、お手製のレーシングポニーを使った縫い合わせ作業です。

レーシングポニーを自作で作る。

2015年6月7日
ショートタイプとミドルタイプ、同時進行で制作を進めています。

こちらはショートタイプの折り財布。これで本体の半分を縫い終わった状態。

ミドルタイプの縫い合わせはこれからです。

ショートタイプの折り財布、縫い合わせが完了したので、引き続きミドルタイプの折り財布を縫い合わせていきます。

事前に縫い穴を貫通させて張り合わせているんですが、貼り合わせた革同志、若干穴位置のずれがあるので、縫い合わせ最中に丸ギリで縫い穴を貫通させながら縫い合わせていきます。

一針一針、丁寧に丹精込めて縫いあげていきます。

仕上げの磨き作業

縫い合わせが全て完了し、残すは仕上げの本体コバの磨き作業のみ。先にコバ部分をやすり掛けした状態がこちらです。

厚みのある革を幾重にも重ね合わせた、最高クラスの革厚。

染色しながら、ふのりで磨き上げていくんですが、その前に下地をどれだけ綺麗に磨き上げるかによって仕上がりがガラリと変わってきます。非常に重要な下地のやすり掛けも無事終わりました。

最終工程の「本体コバの染色と磨き」も完了。赤茶色に染色しながら、何度も何度も磨き上げたコバです。

コバに色が入ると、ビシッと全体が引き締まります。女性のお化粧と同じ、さながら口紅を塗るのに近い感じ。

コバ部分はヘリ落としをしているので、少しアールが付いた断面になっています。なので、細かいタッチで染色できるように、私は綿棒の先を使って染色しているんですけど「なんか、ほんとに口紅を塗っているみたい。」塗っている最中にそんな不思議な感覚に襲われるんですよねぇ。

最後に

さあ、「ガイア2096、手縫いシリーズの新ロゴ真鍮版がついに完成!」いかがでしたか?新ロゴ刻印が入った革財布の制作第一弾をご紹介してきました。刻印が変わると、また雰囲気もグッと違って見えますよね。これからもどんどん、革財布、革小物のバリエーションを増やしていきたいと思います♪今後ともご期待ください!!

この記事で紹介した二つ折り財布


ミドルタイプの二つ折り財布

ショートタイプの二つ折り財布
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた♪