こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!
今回は「こんな革、初めて見た!!」って、皆さんびっくりする、イタリアンレザーをご紹介したいと思います。

和紙みたいなケバ立ち感

まずはご覧ください、この革の表面の表情。「え?これトコ面(革の裏側)なの?」って思っちゃうくらい、見たことない表情です。

ふつう、革の表面(銀面)っていうとツルッとして艶のあるものや、シワ、シボが入っているワイルドなテイストの物なんかが多いですよね。まずみなさんがお店で目にする革製品は、そういう革のものがほとんどだと思います。
が、こちらのイタリアンレザー、これはれっきとした革の表面なんです。もともとはスムースで艶のある表面の革を、真鍮のブラシを使って、イタリアの職人さんが円を描くようにブラッシングをしたものなんです!真鍮のブラシでこすり続けることで、艶のある革の表面が次第にケバ立ってきて、ついにはこんな和紙みたいな、繊維質むき出しの表情になったんです。

味わい深い3色

このブラッシング仕上げのイタリアンレザー、「キャメル」「グレー」「ブラック」の3色展開なんですが、どれもとっても味わい深い色合いです。

繊維質が見えるくらいブラッシングされているので、ブラッシングの強弱による色ムラもあって、奥行きがある表情なんですよねぇ。これが「グレー」なんですが、渋いでしょ。カーキの色合いに近いです、彩度は低いですが。シックで落ち着いた色合いで、大人の男にピッタリだと思います。

そしてこれが「ブラック」。こちらも濃淡のある黒で、墨染めみたいなムラ感が「和」を感じさせる味のある革色ですね。

激変する経年変化

このブラッシング仕上げのイタリアンレザー、最大の魅力は何といっても、その経年変化です。最初は繊維質がむき出しのザラっとした革質が、、、
【キャメル使用前】

使っていくうちに、その毛羽立ちがちょっとづつ押さえられ、今度はどんどん艶を増していくっていう驚くべき変貌を遂げてくれるんです!
【キャメル使用後】

そしてこちらがグレーの経年変化。まず使用前の表情です。和紙みたいなマットな質感ですよね。
【グレー使用前】

毛羽立ちが消え、艶が出てきてますよね。色も全体的に濃くなってきて、色ムラ感を残しつつ深みのある色合いに変化してきてる。
【グレー使用後】

この話のまとめ

さあ、「激渋、まるで和紙みたいなイタリアンレザーの魅力」いかがでしたか?みなさん、こんな革見たの初めてでしょ?オイルレザーやフルクロームレザー、ヌメ革などの王道レザーを使って、革の魅力にはまっている方には、この「ブラッシング仕上げのイタリアンレザー」をぜひ使ってみてほしい!!一つで真逆の表情を楽しめる、かなり個性的な革なのです。

この記事で紹介した革小物


イタリアンレザーキーケース ZYS-2405

イタリアンレザー二つ折り財布 ZYS-2402

イタリアンレザーラウンド長財布 ZYS-2400
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた♪