TEMPESTIのエルバマット/ELBAMATT、一枚革が入荷!
こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!
私、頑固オヤジ店長が自ら手縫いで仕立てる革財布シリーズ。今までは栃木レザーの極上ヌメ革とブライドルレザーを中心に展開してきましたが、先日、ついに新しい革、TEMPESTI/テンペスティのエルバマット/ELBAMATT、一枚革を入手しました!
TEMPESTIとは
TEMPESTI/テンペスティ、ご存知の方もいるとは思いますが、まずはTEMPESTI/テンペスティについて簡単にご紹介しましょう。
世界でも有数の革の産地、イタリア・トスカーナ地方で、創業100年以上もの歴史を持つタンナー。代々、伝統的なめし製法を頑なに守り続け、世界基準にもなっている、「イタリア植物タンニンなめし協会」の発起人でもある、老舗中の老舗タンナーです。その他多くのタンナーと違い、原皮を丸々一枚の状態から自社で切り分けてなめすという徹底ぶりから、TEMPESTI/テンペスティ社の革に対するこだわりがうかがえます。
エルバマットとは
今回、うちのお店のラインナップに加わることになったエルバマット/ELBAMATT。エルバマットはTEMPESTI/テンペスティ社を代表する革で、植物タンニンなめしの特徴が最大限に楽しめるレザーです。最高級とされる部位、ベンズの中央部分を使用して、通常の約2倍ものオイルを使ってじっくりなめされた極上の革。
エルバマットってこんな革
では早速、入荷したてのエルバマットをご紹介していきたいと思います!数あるカラーバリエーションの中から、私、頑固オヤジ店長が厳選したのがこちらの2色。
左から、いわゆる「こげ茶」「チョコ」「ダークブラウン」と呼ばれる、濃い目のブラウンカラー、BURUCIATO/ブルチャート。隣がまさに「キャメル」ちょっと明るめの黄茶色のCAMMELLO/カンメーロです。通常はツルっとした、スムースな銀面なんですが、今回はなんと両色ともにシボを入れてもらって納品してもらいました。イタリアのサマーバケーション期間にぴったり重なってしまって、入荷するまでえらく時間がかかってしまいました、、、
BURUCIATO/ブルチャートの革の風合い
革の財布、小物でうちのお店で圧倒的に人気を誇るこげ茶。まずはBURUCIATO/ブルチャートの革の風合いをご覧ください。一枚革の状態、BURUCIATO/ブルチャートは結構小さかったです。革の面積を測る単位、デシでいうと71デシくらい。
ビターで深みのあるダークブラウンって感じですよね、カッコいい、、、
深く刻まれたシボの感じもたまりません。
CAMMELLO/カンメーロの革の風合い
もう一つがこちら。使っていくうちに色変化の違いを堪能できるので人気の「キャメル」、CAMMELLO/カンメーロの革の風合いをご覧ください。こちらは結構大きいです。108デシくらいですね。
ね、いわゆるキャメル色って感じの明るい茶色でしょ。
やっぱりエルバマット、いいっすねぇ、、、オイルがたっぷり入ってるし、シボの感じとか、深みのある革色がなんとも言えず、とにかくカッコいい、、、
来月、9月になれば今の受注制作分がひと段落するはずなので、エルバマットを使った新作の財布を作っていきたいと思います!!
制作に入れるようになったらまたブログでご紹介したいと思います!!ご期待くださいね♪
それではまた♪