トートバッグのカスタムレポート

こんにちは、頑固オヤジ店長　久保です！
うちのお店にはバッグに底鋲を取り付ける、というご相談をたくさんいただいているんですが、今回はトートバッグのカスタムのご依頼をいただきました。

何回かメールで打ち合わせた結果、トートバッグのカスタムをお受けすることになりました。今回のブログでは「トートバッグのカスタムレポート」をお届けします！！では、早速。お預かりしたトートバッグがこちら。

それでは、今回のトートバッグカスタムの内容を確認したいと思います。
トートバッグのカスタム、具体的に写真を交えてご紹介したいと思います。

トートバッグに革をあつらえる

まずはお預かりしたトートバッグをばらして底部分、持ち手部分（水色のキャンバス布地）を取り外し、同じ寸法で革を切り出してトートバッグに革をあつらえていきます。持ち手を本体と縫い合わせる部分は補強して縫い合わせました。

トートバッグの状態にしてくとこんな感じになります。

生成りのキャンバスとヌメ革って本当に相性抜群。手縫いで仕立てたステッチもかなりいい感じですね。

持ち手も3㎜厚のヌメ革を採用しました。全部手縫いによるステッチが入っています。

持ち手を縫い付ける際、同時に内側のポケットも縫い合わせました。3連ポケットになってます。

ドリンクホルダーもこんな感じに縫い合わせようかなぁ。

トートバッグ本体の縫い合わせ

巻き革もヌメ革であつらえて、トートバッグ本体を縫い合わせていきました。

本体縫い合わせが終わったので、裏返して整えた状態がこちらです。

背面側はシンプルなトートバッグ。

底部分はこんな感じ。長く使っていくうえで、せっかく底をヌメ革で仕立てたということで、底鋲を取り付けましょう。

結構大きめのトートバッグなので、底鋲5点留めで取り付け加工しました。

間口に巻き革をして完成

お客様から追加のご依頼がありまして

とのことでしたので、トートバッグの間口に巻き革を取り付け、縫い合わせ終わった状態がこちら。トートバッグカスタム、完成です！

トートバッグ間口の巻き革部分。

トートバッグの間口、両端部分には補強のヌメ革をあてています。

出来上がった内装がこちら。3連ポケットとドリンクホルダーもヌメ革で仕立てています。500mlペットボトルがスッポリ入るサイズです。

この話のまとめ

さあ、「トートバッグのカスタムレポート」いかがでしたか？キャンバス布地と相性が抜群のヌメ革仕立てのトートバッグに仕上がりました！先日お客様にお届けしましたところ、お客様からこんなお便りをいただきました！

喜んでいただいて、私も嬉しいです♪作っている最中からキャンバス布地とヌメ革の相性の良さに、うちでもトートバッグを作ってみたいなぁ、と思ってしまうほどでした。トートバッグをカスタムしたい、と思っているあなた、頑固オヤジ店長まで、まずはお気軽にご相談ください♪