Horween社製シェルコードバン、取り扱い開始!!
こんにちは、頑固オヤジ店主 久保です~!
うちのお店では主に、栃木レザーのヌメ革で仕立てた革財布など、革小物や革のバッグをオーダーメイドでお作りしているのですが、以前から取り扱いを検討していた Horween社製シェルコードバン、ついに仕入れまして 当店に入荷してまいりました!!今回のブログでは「Horween社製シェルコードバン、取り扱い開始!!」と題してお届けしたいと思います~!!
シェルコードバンについて
シェルコードバンとは
コードバン。革好きな方なら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか、一般的な印象で言うと「ランドセルで使っている革」「頑丈な革」「馬のお尻の革」って感じでしょうかね。コードバンは馬革の中でもお尻の部分から削り出した、「コードバン層」という素材のことで、全ての馬のお尻の革のことを「コードバン」というわけじゃないんです。しかも、革製品に使われる皮は、食用肉の副産物として使われる、という前提があります。みなさん、食卓でお肉を食べるときを考えてもらうとわかると思うんですが、1年のうちに牛肉を食べる回数、馬肉を食べる回数って圧倒的に牛肉が多いですよね?そういうことから、牛革とくらべ、馬革が数が少ない、さらに限られた馬のお尻からしか取れない「コードバン層」がいかに希少価値があるか、ということがおわかりですよね。
そのコードバンを、Horween社/Horween Leather Companyが独自製法で仕上げたコードバン、それが「シェルコードバン」です。
Horween社について
Horween社は アメリカ北部イリノイ州 シカゴのタンナー。1905年 創業以来、100年以上にわたり、北米唯一のシェルコードバンのタンナーとして名をはせています。 最高級のシェルコードバンタンナーとして君臨し続ける その背景を支えるもの、それは、こだわり抜いた 製法と材料、その管理方法や熟練職人たちの絶え間ない努力の積み重ねによるものです。
Horween社製シェルコードバンの証、「ホーウィンスタンプ」が革の背面に印字されています。
Horween社製シェルコードバンの特徴
それでは Horween社製シェルコードバンの特徴をご紹介しましょう。
昔ながらの植物タンニンなめしによる、革本来の風合いを生かした自然な仕上げ、これにつきます。アメリカのタンナーならでは、ワイルドで味わい深い表情に仕上げられたシェルコードバンの銀面が素晴らしい!!
血筋と呼ばれる血管の跡、ピンホールと呼ばれる毛穴、味わい深い色ムラ感など 圧倒的な個性を放つ革の風合いに圧倒されます。
その革質は「しなやかで屈強」。硬質で緻密な繊維層のコードバンをホーウィン社独自のオイル加油製法によりオイルたっぷりの「しなやかなのに屈強」な極上感触の革に仕上がっています。しっとりとした光沢感、スムースで箇所によって違う表情を魅せてくれる、なんとも色気のある特別な革。それが「革のダイヤモンド」と呼ばれる、シェルコードバンなのです。
シェルコードバンで仕立てる革財布
さっそく今回入荷した「Horween社製シェルコードバン」、裁断してラウンドファスナー革財布を制作しました。革財布本体外側の革。
銀面側がこちらです。
ファスナーの持ち手部分もシェルコードバン仕立て。
出来上がったのがこちらの革財布です。しっとりとした艶っぽい光沢感が格別な仕上がり。ファスナーも極上のYKK、エクセラを採用。ハイブランドの革財布にも採用されるファスナーを使用した どこをとっても逸品仕立ての革財布に仕上がりました。
シェルコードバンの光沢感、ぜひご堪能いただきたいです!
この話のまとめ
さあ、「Horween社製シェルコードバン、取り扱い開始!!」いかがでしたか?何度もお問い合わせいただいて販売が待望されていました、Horween社製シェルコードバンの革財布、販売開始いたします!詳しくは商品ページにて詳細ご覧くださいませ!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた♪