
こんにちは、頑固オヤジ店主 久保です~!
うちのお店では、栃木レザーのヌメ革、中でも最高級クラスの別注ヌメ革を使った モノ作りをしています。

今回のブログでは「革のお手入れ【革用のオイル編】」と題して、革のお手入れについてお届けしたいと思います~
お手入れに必要なもの
まずは 当店のヌメ革製品のお手入れに必要なものをご紹介します。「馬毛ブラシ」と「コロニル・シュプリームデラックス」「コロンブス・レザークリスタル」「ラナパー・レザートリートメント」の3種類の革用クリーム、「パンスト」(のような目の細かい布)、当店ではこれを常備して使い分けています。革のお手入れのおおまかな流れは「ブラシで汚れを落とし、革用クリームをまんべんなく塗り、仕上げ磨きをする」という内容になります。馬毛ブラシは硬すぎず、柔らかすぎず、というのが気に入って使っていますね~。
革用クリームについて
当店のヌメ革におススメしているのは「コロニル・シュプリームデラックス」「コロンブス・レザークリスタル」「ラナパー・レザートリートメント」の3種類の革用クリーム。どれも植物性の革用オイルで、ホホバオイルをメインに作られているオイルなんですが、オレが長年、うちのヌメ革に使ってきた感覚から この3つの特徴をお伝えしておきましょうか。
●コロニル・シュプリームデラックス~
さらっと系のクリーム。ヌメ革への吸収が速い。革の表面のがさつき(乾燥)が気になる時にめっちゃ効果的。革の色変化はほぼないので、ゆっくり経年変化が楽しめる。
●コロンブス・レザークリスタル
ちょいべっとり系のオイル。ヌメ革への吸収が遅い。手汗などで使っているうちについちゃう色ムラ感をぼやかす、馴染ませるのに効果的。こすり傷(軽くついた白い小傷)を目立たなくするのにもいいです。
●ラナパー・レザートリートメント
超べっとり系のオイル。ヌメ革への吸収が遅い。効果的な部分で言うとレザークリスタルとほぼ似た効果かなぁ。粘土が高いので塗り込む時に感触、というので好みでどちらかを選ぶ、という感じですかねぇ。
※革用のクリームはどれか一つだけでも大丈夫です。欲を言えば、コロニルともう一つ、コロンブスかラナパー、どちらかがあるとベストだと思います♪
ヌメ革財布のお手入れ
それでは早速始めていきましょ~。まずは革財布から。これは私が9年くらい使っているミドル財布です。
1.ブラッシングで汚れを落とす
まずはブラッシングで表面についた汚れ、ホコリなどを落としていきます。

縫い目の部分などにホコリがたまりがちなので、そのあたりをしっかりと落としていきましょう。

2.革用クリームを塗る
ブラッシングが終わったら、革用のクリームを塗っていきます。今回使うのは「コロンブス・レザークリスタル」。9年使ってると色の濃いところとそうでもないところの差が大きくなってますね~。1回だけではさすがに無理ですが、2週間に一度くらい、「コロンブス・レザークリスタル」を塗り続けて行けば馴染ませることができると思います。

財布の外側にまんべんなく、オイルを塗りこんでいきます。レザークリスタル付属のスポンジ、塗りやすくていいですよ~。

レザークリスタル塗りこみ完了しました!!

3.仕上げ磨きをする
オレは「パンスト」で磨くのが好きなんですが、「パンスト」じゃなくても大丈夫です。目が細かい布(着なくなったTシャツを切った布でもいいかもしれません)でシャッシャッシャッと磨きます。仕上げ磨きのポイントは「軽く」「速く」磨いてあげること。

画像で伝わるかなぁ~、オイルを塗りこんで、仕上げ磨きすると、テカリが出てくる。これが以外と楽しいですよね~。

内側も1~3の手入れをする
外側のお手入れが終わったら、次は内側もやりましょう。内側のお手入れしてる人って少ないかもしれませんが、カードを全部抜いて、オイルを塗りこんであげると、全体的に非常に美しい経年変化を楽しんでいただけるんですよ!カードを外してブラッシングです。

ブラッシングが終わった内側にもまんべんなくオイルを塗っていきます。

カード段部分は塗りにくいですが、一段一段塗ってあげます。

オイル塗りこみ終わったら、仕上げ磨きをしましょう!シャッシャッシャッとね。

お~、内側もテカリが出てきた!!これで安心して毎日持ち歩けますね。

ヌメ革名刺入れのお手入れ
次はヌメ革の名刺入れをお手入れしていきます。やり方としては上記でご紹介した内容と同じやり方です。
1.ブラッシングで汚れを落とす
まずはブラッシングで汚れ、ホコリを落としましょう。
2.革用クリームを塗る
ブラッシングが終わったら革用クリームです。今回の名刺入れは表面が乾燥してる感じだったので、「コロニル・シュプリームデラックス」を使って手入れしていきます。

「コロニル・シュプリームデラックス」はさらっとしているので、こまめにクリームをウエスに付けながら全体的に塗りこんでいきます。

3.仕上げ磨きをする
仕上げ磨きですね~、画像のように手が見えないほどのスピードでシャカシャカ磨きます。

コロニルのクリームも気持ちいいくらいテカリが出てくるので「手入れした感」が存分に楽しめる。

内側も1~3の手入れをする
こちらも名刺を全部出して、クリームを塗りこんであげます。

かぶせ側のポケットも忘れずに。クリームを塗るときは外側と内側を一緒にやっていくと 全体的に同じ色味でエイジングさせてあげることができます。財布は特に、なんですが、内側はカードが入りっぱなしで、財布の外側と比べて 手で触ることが圧倒的に少ないし、空気に触れることも少ないので、水着の日焼け跡、みたいに白っぽくなるのを防ぐことができるんです。

次は無心になって仕上げ磨きをしましょ~!!

名刺入れのお手入れ完成!!艶が戻ったヌメ革の表情に見とれてしまう、、、

ヌメ革キーケースのお手入れ
それではヌメ革キーケースのお手入れをやっていきますね。
1.ブラッシングで汚れを落とす
財布、名刺入れと同様のやり方です。まずはブラッシングから。
2.革用クリームを塗る
ブラッシング後は、そうです!オイルを塗っていきます!!今回は一番べっとり系の「ラナパー・レザートリートメント」を使ってみます。効果は「コロンブス・レザークリスタル」とほぼ同じです。

ラナパーの塗りこみ方なんですが、粘土が高い分、少量をウエスに付けて、キーケースにしっかりと塗り伸ばしていく、という感じがいいですよ~。

キーケースって三つ折りだから小さく感じるけど、広げると意外と面積広いので、じっくり塗りこんでくださいね。

3.仕上げ磨きをする
オイル塗り込みが終わったら、仕上げ磨きをしっかりやっていきます。

これでお手入れ完成です!!ギラッとしたテカリが出たか確認してくださいね~。

内側も1~3の手入れをする
キーケースの内側もブラッシングてホコリを落とした後、オイルをしっかり塗り込んでいきます。カギを後ろに逃がしながら、全面に塗り込んでください。

最後に仕上げ磨き。

テカリがしっかり出てますね~、オッケーオッケー!これでまたしばらくガンガン使うぞ~!!

この話のまとめ
さあ、今回のブログ「革のお手入れ【革用のオイル編】」いかがでしたか??スマホで動画もいいんでしょうけど、お酒でも飲みながら、まったりと革財布のお手入れをする時間。毎日連れ添う相棒じゃない。こんな時間も大切にしてほしいわけですよ。このブログをご参考いただいて、ぜひぜひヌメ革のお手入れ、やってみてください!!

それではまた♪
