第7回目、横マチ上部を仕上げる。

こんにちは！店長久保でございます。
さて、革手縫い修行も第7回目。小物ポーチ制作もいよいよ本体部分に入ってきました！
第6回目、前回に引き続き、裏地のへり返しを仕上げましょう。

ボンドを塗る側の端をゴム版の端に合わせてボンドを塗ります。（これでボンドがゴム版に付いて革の表面に付いてしまうのを予防します）
塗り終わったら角ベラでこすって圧着します。
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次に横マチ上部、表革を仕上げていきます。
細く漉いてある方（ファスナーが付く方）に3mm幅でネジネンで線を引きます。
その線に合わせて9本菱目打ちで縫い穴をを開けます。
さらに縫い目側のコバを磨き、玉ネンでラインを入れて完成！
（磨き工程については詳しくは5回目を参照）

コバ部分もだいぶ上手に磨けるようになりましたな～。

玉ネンで入れたラインも結構キレイに入りましたよ♪

こんどは横マチ上部、裏革の仕上げです。
表革同様、へり返しした方にネジネンで3mm幅で、
表革の縫い穴の始点終点に合わせて縫い穴をあけてあげます。

表革の両端を革きり包丁で漉きます。
※ガラス版を敷いて包丁を斜めにすべらせる要領です。

裏革の両端は3mmほどを同じように漉きます。

次にファスナーの準備をします。
横マチ上部表革の型紙をあて、両端から100mmのアイ印の内側にファスナーエンドパーツを置いて、邪魔になるファスナーレールにマジックで印を付けます。くいきりで2つのレールを縦に挟み、グッと開いて、ポロっと取れるようにしてはずします。
スライダーを両端から通し、真ん中で合わせます。

エックス型のエンドパーツをレールの端に合わせてハンマーでつぶします。

さあ、これでファスナーも含めて、横マチ上部の下準備完了です！！
次回より手縫い工程に入っていきますよ～♪