バギーポートのボディバッグをカスタムしました
こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!
ちょうど1か月前くらいにお客様にお届けしたバギーポートのボディバッグ。ご注文の際にご依頼いただいて、いい感じにオイル加工して発送したのも記憶に新しい。
オイルバケッタレザーのボディバッグ、修正箇所の確認
早速送っていただいたのがこちらのバッグ。バギーポート、オイルバケッタレザーのボディバッグ JOB-938です。
早速オイルメンテナンスをしながらご愛用いただいている、とのこと、お届けして1か月弱でかなり柔らかく、そしてオイルによる色ムラ感が半端ない。カッコよく育てていただいています。
加工のご依頼をいただいた箇所がここです。まず1点目、ポケットかぶせのマグネットパーツ(メス側)の追加。
そしてもう1か所ご依頼をいただきました。
バギーポートのボディバッグ、カスタム作業工程
それでは早速、ご依頼いただきましたバギーポートのボディバッグ、カスタム作業工程をご紹介していきます。
マグネットパーツの追加
まずはポケットのマグネットパーツの追加取り付けから。
ご希望の位置に新しいマグネットパーツを取り付けて、元のマグネットパーツを取り外しました。マグネットパーツの跡が傷のようにくっきりと残っていたので、カシメだけではなんとも痛々しい姿、、、似た色合いの革を切り出して間に挟んで、一緒にカシメることで痕と穴を上手くふさぎました。
ベルトのサル革の詰め加工
さて、次はショルダーベルトのベルト通し、サル革の詰め加工です。2つとも外して長さを短くしました。
長さを短く切り落としたサル革のコバを、「ふのり」を付けながら磨いておきます。
両端に縫い付け穴を開けておきましょう。
ひとまずサル革の下準備ができました。
ショルダーベルトに取り付けた状態で手縫いして取り付けていきます。
サル革2つとも裏でバッテンにステッチを入れて手縫いしてあります。
ボディバッグのカスタム完了
かぶせポケットのマグネットパーツの追加に合わせて、サル革の詰め加工も、クルっと回転してあげれば完成!バギーポートのボディバッグ、カスタム完了しました!!
早速ショルダーベルトをサル革に通してつけてみました。先端部分は通すのにちょっとキツイかな?ってくらいジャストサイズな仕上がりになったと思います。明日発送させていただきますので、お戻しまでもうしばらくお待ちくださいね♪
バギーポートのボディバッグ、経年変化
作業しながら、「ほんとに可愛がられてるなぁ、このボディバッグは」とつくづく感心しました。持ち歩いて使っていただいているのはもちろんなんでしょうけど、やっぱりマメにオイル加工をしていただいているのが凄くわかります!そのくらい味が出てきてますよねぇ、、、くったりした感じやらヴィンテージ調の色ムラ感やら、早くも経年変化が楽しめ始めてますから。
本日、ボディバッグ引き取ることができ、ありがとうございました。ベルト通しのこと、さる革と言うのですね。見栄えも良く、カッコ良くなっています。今後共よろしくお願いいたします。
この記事で紹介したボディバッグ
それではまた♪