こんにちは、頑固オヤジ店長 久保です!さて、今日はアメリカ独立記念日の翌日、7/5、、、なんと頑固オヤジ店長、誕生日なのです、47歳になってしまった、、、とは言え実際は若いころと比べて何も変わってなくって(中身は)、おそらく50になっても60になっても根っこの部分では変わることなんかないんでしょうねぇ。長男が大学生になった今でも、バンドでやって、ギター弾いたりしてますからねぇ。

そうそう、バンドで来月ライブするんですが、うちのボーカルがQUEENをライブエイドバージョンでやりたいと。アレンジだけではなく、格好も完コピしたいと、、、というわけで、今回のブログは、伝説のライブ、ライブエイドでQUEENのフレディ・マーキュリーが付けていたアームブレスを「おれが作るっ!」というお話です♪

フレディのアームスタッズブレス

ライブエイドでフレディ・マーキュリーが付けていたのがこちらのアームブレス(スタッズ付きのハードなやつ)です。20代のころはスタッズベルトとかスタッズブレスとか付けてたなぁ、、、自分にとって懐かしいアイテムですね。
今回、自分で作るに至ったのも、スタッズのブレスレットは手に入るんですが、腕輪サイズが中々見つからない、ということから。ライブエイドの映像を見てみると、フレディが腕を上げた時、アームブレスの留め具が少し余ってるのが見えるから、おそらくフレディはチョーカー(首用)を調節して腕に付けてたんじゃないのかな。


スタッズ付きのアームブレスを作ってみよう

スタッズ(角ピラ)をGETしたので、早速スタッズ付きのアームブレスを作ってみようと思います。

革の裁断

まずはアームブレス本体、スタッズを取り付ける土台部分を準備。革財布の職人をやってるので、ここはしっかり本革を使っていきたいところ。色は黒なので、栃木レザーのヌメ革か、M.P.G. cuoificio社のNEW YORKのいずれか悩んだんですけど、腕に着けた時の装着感が欲しかったので、柔らかい革質のNEW YORKに決定。早速NEW YORKの一枚革から20mm幅で裁断していきます。

革の裁断が終わりました。スタッズをこんな感じで取り付けていきます。

コバを磨く

スタッズを付ける前に、まずは下ごしらえ。アームブレス土台の革の角を丸く落として、コバを磨きます。

ブレスの留め具を取り付ける

次に、アームブレスの留め具、スナップボタンを先に取り付けておきます。ボーカルの腕周りは一応図ってきたんですけど、革の厚みとスタッズの重なり具合で長さに誤差が出ることを想定して、2段階で調整できるようにしておきました(念のため)。金具の色もマットブラックにしたので、重厚感が出ていい感じ♪

スタッズ取り付け穴をあける

ベルト土台の革の中心に線を引いて、スタッズが入るくらいの等間隔で穴あけの印をつけていきます。

先ほど付けた印に合わせて穴あけした状態です。

スタッズを取り付ける

あけた穴にひたすらスタッズを取り付けていきます。取り付け部が爪になっているので、穴に差し込んでは、裏側の爪を折りたたんで潰していく、この作業を黙々とこなしていきます。(手首のブレスと比べて、腕用なのでスタッズの量が多い、、、)

フレディ再来!スタッズ付きアームブレスが完成!

ライブエイドのフレディ・マーキュリー再来!!スタッズ付きアームブレスが完成しました!!一緒に自分用のチョーカータイプも作ってしまった、、、、47歳で首にスタッズ付けるのかよ(笑)ライブの時は首に付けるけど、普段は2連でブレスレットとして使お~っと♪

最後に

さあ、「フレディ・マーキュリーがライブエイドで付けてたアームブレスを再現!」いかがでしたか?昔、アクセサリーの企画製造の仕事をしていた時に、たくさん作ったスタッズブレスがこんなところで役に立つとは!人生経験がいつ何時役に立つのやら、、、わからないもんですねぇ。にしても、スタッズアームブレス、かなりのクオリティに仕上がって、ひとまず満足~♪ 来月のライブが楽しみです!


最後まで読んでいただきありがとうございます!それではまた♪