フェルナンドカブサッキ、ジャパンツアーに行ってきた
こんにちは、頑固オヤジ店長久保です!
昨日はフェルナンドカブサッキ、ジャパンツアー2017に行ってきました!老舗のJAZZライブハウス、PIT INN/ピットイン。初体験のPIT INNでのライブの模様をご紹介したいと思います。
動画も撮影してきました、聞きながらご覧ください♪
フェルナンドカブサッキというギタリスト
私も昨日はじめて見に行ったんですが、現在アルゼンチンを代表するギタリスト。
なんと、キング・クリムゾンのギタリスト、ロバート・フリップの一番弟子なんですって!フェルナンド、アルゼンチンの気のいいオヤジでした。
即興による演奏の掛け合い
即興演奏の第一人者。昨日のジャパンライブ、サポートメンバーは、バイオリン/勝井祐二、ドラム/山本達久、ベース/須藤俊明、カブサッキ本人の強い希望からゲスト参加でピアノ/石橋英子の出演。ベースの須藤さんとは昔一緒にバンドをやっていたこともあり、ライブの前に話を聞いたんですが、事前のリハなどはなかったらしく、ライブを通して終始アドリブ、即興演奏の掛け合いが素晴らしい。
使ってるのはGretschのフルアコです。
今回来日の際、日本で購入したギターなんですって♪
ドラムの山本さんとバイオリンの勝井さん。演奏者4人、ほぼアイコンタクトもなしに、それぞれの出す音に反応して楽曲が進んでいく過程がとても心地いい。
バイオリンの勝井さん。エレキバイオリン、おれ初めて聞きましたけどバイオリンもエレキってあるんですねぇ。ジャズコー(JAZZ CHORUSっていうギターアンプのこと)につなげてるんだ~。しかも曲によってワウをかけての演奏など、かなりパンチのある演奏でカッコいい!「ROVO」っていうバンドの方なんです。
ベースの須藤さん。ピアノを弾いていた石橋さんのトリオでもベースを弾いてるんですって。大学時代からの仲です。
ドラムの山本さん。同じく石橋さんのトリオのメンバー。ってことはリズム隊は石橋トリオなんですねぇ。どおりで息もぴったり。
今日の主役、フェルナンド。世界中に弟子を持つと噂のフェルナンド、私もギタリストの端くれとして、撮影しながらフェルナンドの演奏にはくぎ付けでした。が、しかし。いわゆる有名なギタリストのようなテクニカルなギタリスト、という印象が全くしないんです!!
勝井さんも含め、全員がそこで鳴っている音に反応して、本能的に音を出している、という感じがします。
これはフェルナンドの足元のペダル。ギターとアンプの間に挟んで音色を変えるエフェクターという機材です。フェルナンドだけじゃなくって、バイオリンの勝井さん、ベースの須藤さんの足元にもペダルがずらりと並んでいました。
ギターにディレイというエフェクトをかけて、自分がたった今弾いた音を繰り返してくれる機能でループさせながら、それに合わせて演奏をかぶせていく「空間系」の演奏体系。暗いライブハウスでこういう空間に広がるような演奏を聴いていると、本当にお酒が進む。ウイスキーの水割りを何杯か飲みながらの撮影でした。
はじめて聞く音楽、でもライブ気持ちよかった~♪ライブが終わったあとにフェルナンドが出てきたのでいろいろと話しを聴きました。
日本にはもう10数回来日してるんですって。子供の話やアルゼンチン、日本の話なんかをしてたんですが、えらく気になったようで「そのTシャツは何?日本のバンド?」とフェルナンド。
そうだよ、日本のパンクバンドでWANIMA/ワニマっていうバンドだよ!
フェルナンド、素晴らしいショーをありがとう!50オーバーのフェルナンドと45の頑固オヤジが最後にはハグをして別れ、なんとか終電で家路に着いた、素敵な一夜でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた♪